月経カップは痛い?使用歴3年の私の正直な主張 (使用方法やコツも詳しく!)

Ciao!コスパ命の主婦、Gobu(ごぶ)です。

今回は、日本でなかなか広まっていない「月経カップ」について、使い方や感想を述べていきたいと思います。

この記事に辿りたどり着いたことは、毎月の出費環境問題を考えて「月経カップにしたほうがいいのでは…?」と検討している真っ最中ですね?

分かります分かります。私も使う前は心配でたくさん調べましたから!

「取り出せなくなった!」なーんて記事をみてビクビクしていた日々を思い出します。笑

「カップに血がいっぱい溜まったかどうかわかるの?」

「カップから血が溢れちゃったらどうするの?」

「カップを洗う時どうするの?手が汚れちゃうよね?」

「どうやって装着するの?」

などなど、疑問がたくさんあるかと思います。

でも大丈夫!月経カップ歴3年の私がメリット/デメリットを交えながらお伝えしますので、ぜひ読んでみてください。

最終的な判断はみなさんにお任せしますが、少しでも判断材料を提供できるようがんばります!

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そもそも月経カップとは?

月経カップとは、生理の時に使用するシリコン製のカップのことです。膣内に挿入して血を溜めます。

屋根から雨漏りしている時、下にバケツを置くでしょう?そんな感じです。(経験ないけども笑)

膣内に月経カップという名のバケツを入れて、上から落ちてくる雨のような血を溜めます。

そしてカップが血でいっぱいになったら膣から取り出して中身を捨て、また挿入します。

【使用の流れ】

1、生理中に膣内に月経カップを挿入する

2、血がカップに溜まったら、カップを取り出して中身を捨てる

3、また膣内に挿入する

→この繰り返し!

月経カップの使い方

さてさて、ここからは「未知の世界 = 不安」ですね。

タンポンには「挿入用のプラスチック」も「紐」もついてるから安心だけど、月経カップはそのどちらもありませんから!

でも大丈夫。不器用な私でもできたので、誰でもできると思います。そして慣れてしまえばこっちのもの。

経済的で、環境に優しくて、快適な生理期間が待ってますよ♪

カップを折りたたむ

月経カップを見て最初に思ったことは「デカすぎる」です。

そのまま入れるのは不可能です。だって、もしそのまま入れられたとしたら、歩いているうちに落ちてきちゃいますから!

ということで、挿入時は折って入れます

折り方には色々あるみたいですが、私のおすすめは「Cフォールド」か「セブンフォールド」!

なぜかって?それは折るのが簡単で、且つ開きやすかったからです。

開きやすさはとっても重要ですよ。次の項目で詳しく書きますね。

カップを膣内で開く

さあ、膣内にカップが入りましたか?

入ったら、手を離してみてください。硬めの月経カップの場合は、パッと勝手に開くと思います。

ただ、柔らかめの月経カップの場合や、膣内が狭い場合は、折れたままの状態になってしまいます。

そんな時は、指で折り目を広げてあげてください簡単に開きますよ。

ちなみに、折れたままの状態は避けなければいけません!絶対に!

私自身の経験談ですが、折れたままの状態だと血が漏れます。

そして、そのまま活動していると膣の奥までカップが入っていってしまいます

恐ろしすぎる…。血が漏れるだけならいいですが、奥まで入ってしまった月経カップを取り出すのは大変です。

その時は、指を膣の奥まで突っ込んでなんとか引っ張り出しました。

どうやらこの経験をする人が多くて、月経カップの利用をやめてしまうようですね。

でも安心してください。私は3年間でそんな経験をしたのはたったの1回だけです。

しかも買ったばかりの時ですから、開くことの重要性をわかっていなかったんですよ。

開きさえすれば大丈夫ですからね!安心して使ってみてください♪

月経カップを取り出す

さあ、カップに血がいっぱい溜まったら、膣からカップを取り出しましょう。

その前にトイペを少し用意し、手の届く場所に置いておきましょう。これについては後で話しますね。

よく売っているカップの持ち手?は「線」か「丸」になっていますよね。

膣の中に親指と人差し指を入れて、その持ち手の部分を下に引っ張りましょう

膣の入り口で少し詰まって焦るかと思いますが、頑張って引っ張り出してください。大丈夫です。

中に血が入っていることをお忘れなく!斜めにすると、血がこぼれます。手が血まみれになっちゃいますよ。

まっすぐ下に引き、出せたら中の血を便器の中に捨てましょう。

最初は手が汚れるのがストレスかと思いますが、すぐに慣れます。

「そういうものだ」と受け入れましょう♪

月経カップを拭く

さあ、ここまできたら、あなたの片手は血だらけのカップを掴んでいるかと思います。

ここで登場するのが、さっき用意しておいたトイペ

片手でトイペを切るのは難しいですし(←私だけ?笑)、カップを持っている手は血がついていますからトイペを触ることができません。

そのため、カップを取り出す前にトイペを用意しておくってわけです。

トイペで手とカップを拭きましょう

トイレの個室内に手洗い場がある場合はそこで洗ってもいいですし、ウェットティッシュで拭くという人もいますね。

私は出先ではティッシュで拭くのみ家では水洗いしてます。

拭き終わったら再度挿入。しっかり開くことを忘れずに♪

メリット/デメリットをご紹介

私が思う、月経カップのメリット/デメリットを紹介したいと思います。

どうでしょうか。

「消毒が面倒!」という声もありますが、私の場合はお風呂に入った時にボディソープで洗っているので、苦ではありません。

今までの習慣を変えることになるので、最初はストレスかと思いますが、人はすぐに慣れます!

難しいことは考えず、一旦軽い気持ちで試してみてください♪

カップを取り出すタイミングは?

月経カップの使い方を説明した際、「カップに血がいっぱい溜まったら、膣からカップを取り出し…」と説明しましたね。

みなさん
みなさん

いやいや。見えないんだから、血が溜まったかどうかなんて分からないでしょ!

そう思ったみなさん、安心してください。

カップに血がいっぱいになると、なぜか感覚で分かります!笑

正確には、カップから血が溢れたタイミングで分かります。

いい表現が見つかりませんが…カップから「ぐちょ」っと溢れる感覚です。

血が出る時のあのイヤ〜な感覚とは違います。シンプルに「あ、溢れた」と分かります。

そのタイミングでトイレに行くと、私だと布ナプキンを一切汚すことなくカップの交換ができます

タンポンを使用していた時は、溢れるタイミングが分からずいつもナプキンまで真っ赤になっていたので、この感覚はありがたいです。

布ナプキンは信用できない?

さあ、環境問題を考えて月経カップの利用を考えている人はすでに検討しているであろう「布ナプキン」。

月経カップと布ナプキンを組み合わせれば、生理用品代が浮き、しかも生理ゴミをゼロにできますからね!

使わない手はないです。

でも不安ですよね。分かります。私も「パンツ5枚くらい履くのと一緒じゃね?」って思ってましたから。笑

実際は使ってみたら全然違いましたよ。驚きの安心感と快適性!ぜひみなさんにも試して欲しいです。

布ナプキンについては別の記事で書く予定ですので、もし興味があればぜひ読んでみてください♪

おすすめの月経カップは?

さあ、ここまできたら、あとは買うだけですね。

でもどれを買えばいいんだー!と言いたくなるくらい様々な種類がありますね。

これに関しては好みだと思うので一概にこれが良いとは言えませんが、私のおすすめ条件だけ紹介しておきますね。

私のおすすめ条件①

条件の1つ目は硬さです。私は硬めの月経カップの方が安心できます。

なぜかって? それは、ここまで記事を読んできださった方なら分かっちゃいますね。笑

そう、その理由は、膣内で開きやすいからです!

忘れちゃった方はぜひ「月経カップの使い方」をもう一回読んでみてください。

膣内でうまく開かないと、血が漏れたり膣の奥まで入っていって取りづらくなったりしますから。

ただ硬めの月経カップにもデメリットがあって、それは取り出す時の大変さです。

柔軟に変形してくれないので、取り出す時に若干力が必要になるかもしれません。

とはいえ、慣れです。最初は大変でしたが、今では何も考えずに取り出せます。

クチコミなどで硬さをチェックしてみましょう!

私のおすすめ条件②

2つ目の条件は「持ち手?」の形です。私は丸い形の持ち手をおすすめします。

これは膣から取り出す時に引っ張る部分なんですが、私の場合、丸くないとうまく引っ張れないんですよ。

線の形の持ち手だと指に力が入らなくて…。丸い形だと少し指を引っ掛けられるので、力が入れやすいんです!

握力や指の力に自信のない方は、丸い持ち手の月経カップをオススメします♪

お気に入りの月経カップ

参考になるか分かりませんが、一応私のお気に入りの月経カップも載せておきます。

これはドイツに住んでいた時に買ったもので、お隣の国オーストリアのSELENACAREという会社の商品です。

こちらの月経カップ(Selena cup)は、12.95€ (当時のレートで約¥1,550) でドイツの薬局で購入しました。サイトを見ましたが、ネットだと13.49€のようですね。

嫌なところは一切ないです。完璧。今後もこのメーカーにお世話になろうと思ってます。

参考までに。

さいごに♪

最後まで読んでいただきありがとうございます。

月経カップの良さも悪さも使い方も、全て伝わっていると嬉しいです。

ここから月経カップを手にするかどうかはみなさん次第ですので、私が「絶対買ってください!」なんて言うことはありません。

ただ一つだけ伝えておきたいのは「月経カップを使用したほうが環境に良い」ってことです。

1人の女性が一生のうちに使うであろう生理用品のゴミの量はハンパないです。本当に。

少しでも良い未来になるよう、ぜひ月経カップを手にしてみてください。

不便だと感じたとしても、今までが便利すぎただけです。慣れれば受け入れられます。

なので「私はナプキンのほうがいいけど、環境のために月経カップにする」という選択肢もぜひ検討してみてくださいね。

長々と失礼しました!

それでは、今日も素敵な1日になりますように。have a good day~

Gobu(ごぶ)